「アクノレッジメント・オブ・カントリー」は通常、講演や会議など公私を問わずさまざまなイベントにおいて、冒頭の挨拶や歓迎の言葉を述べる前に行われます。
アクノレッジメント・オブ・カントリーを行う目的は、そのイベントが行われる土地の伝統的な所有者(Traditional Owners)に敬意を表することにあります。
SBS Audio の多言語放送では、 それぞれの番組はその言語によるアクノレッジメント・オブ・カントリーから始まります。
私たちがアクノレッジメント・オブ・カントリーを行うのは、先住民そしてトレス海峡諸島民の人たちとカントリーとのつながりを尊重し、過去と現在における先住民の長老たちへの敬意を示すためです。
さらに、アクノレッジメント・オブ・カントリーを行うことで、オーストラリアがこれまでその主権が譲渡されたことのない土地であることに同意していることを示しています。
アクノレッジメント・オブ・カントリーには特に決まった文言がありません。誰でも行うことができます。
一方で、「ウェルカム・トゥ・カントリー(Welcome to Country)」は、カントリーに来た人を歓迎するためのもので、その土地の伝統的な所有者、または伝統的な所有者から許可を得た先住民やトレス海峡諸島民の人たちによって行われます。
「アクノレッジメント・オブ・カントリー」の一例です;
私たちはこの土地、空、そして川の伝統的な所有者たちに感謝します。そして過去と現在の長老たちに敬意を表します。私たちはこの、世界で最も長く続く文化に敬意を示します。
(We would like to acknowledge the Traditional Owners of the lands, skies and waterways, and pay our respects to Elders past and present. We pay our respects to the world’s oldest continuing culture.)
LISTEN TO

Acknowledgement of Country in Japanese
00:27
Learn more about the Acknowledgement of Country

How to Acknowledge Country in a meaningful way
Share